JR九州キハ31形気動車
最終更新日:2003.09.09

山間の駅に停車するキハ31


模型(製品)ガイド

1990年に東京堂から発売されました。
2両セットのキットとなっていて、足回りにはTOMIXの三陸鉄道36形を利用するようになっています。
車体はステンレスエッチングなので、とても実感的です。


実車ガイド
国鉄の分割民営化直前の1987年、ローカル線の基盤強化の一環として導入されました。
車内は新幹線の廃車発生品を利用した2+1列の転換クロスシートでワンマン運転に対応した設備となっています。
当初は福岡地区・熊本地区・大分地区に配置されました。現在は熊本地区(三角線・肥薩線・豊肥本線)・大分地区(久大本線・豊肥本線)・宮崎地区(日南線)で運用されています。

編成例 豊肥本線普通
豊肥本線普通

編成例 日南線普通
日南線普通

実車は単行から運用可能です。また、キハ58系列やキハ47/147系列など(特急形とキハ200/220を除く)他形式の気動車との併結が可能なので、さまざまな車両と併結して楽しめます。

模型(保有車両)
2001年に友人と共同で1両ずつ購入し制作しました。

模型(保有車両)編成例

キハ47などとの混結

車両の制作

  • 車体の制作

    屋根と一体化したレジン製の構体に、ステンレスエッチングの前面・側面パーツを貼り付けるようになっています。

    構体は屋根のみグレーに塗装されていますが、念のためスプレー塗料で屋根をつや消しグレー、その他の部分をつや消しホワイトで塗装しました。

    前面・側面パーツを貼り付ける際、最初は何も考えずにタミヤセメントで接着したのですが、 ステンレスには食いつきが悪く、分解してしまいました。 今はシリコンゴム系の接着剤を使用して接着しています。

    客用扉と幌枠は別パーツになっていますが、幌枠の取り付けがうまくいかなかったのであきらめて、 KATO製キハ40幌を取り付けました。 幌の前面は白で塗装しています。
    使用しなかった幌枠パーツは、キハ47/147JR九州タイプの制作に使用しています。

  • 足回りの制作

    足回りは三陸鉄道36形を使用するように指定されていますが、 入手できなかったのでKATO製キハ40を中央部で切りつめて使用しています。
    座席配置が実車と異なりますが、未施工です。

    また、カプラーは切断し床下を削って高さを調節した上でTOMIX製のボディマウントTNカプラーを接着しています。
    接着剤だけだとTNカプラーがはずれやすいので、ボディマウントTNカプラーを取り付ける場合は、真鍮線を通したり取り付け穴に合う様に突起を付けると良いでしょう。

  • そのほか

    足回りにKATO製キハ40を使用したので、片側のみ前尾照灯が点灯するようにしました。
    うまく遮光するのが面倒でした。

    前照灯点灯
    尾灯点灯

    JR九州マークは白枠地に赤色となっているので、 それを表現するためTOMIXの白色JRインレタの上にすこしずらして赤色インレタを貼りました。

    JRマーク

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