Asagayama Railway Company

EC10系 300番台

ECクモハ11-300 前面

EC10系 300番台 は快速列車用として設計され、1988年に登場しました。12編成36両が在籍しています。

浅ヶ山方から順に、制御電動車のECクモハ10-300、電動車のECモハ10-300、制御車のECクハ11-400/500の 3両を基本単位として運用されます。

ECクハ10-500には電源車連結用の各種機器を設置しており、直通快速列車としてJR区間に乗り入れていました。 現在は、臨時列車として浅ヶ山線へ入線する際に使用しています。

車内は転換式クロスシートで、車端部にはラゲッジボックス(荷物置き)も設置しています。 また、ECクハ11-400/500には、2000年夏から順次、携帯電話/PHS使用可能車両への改造を実施しており、 受信アンテナの他に電話室を設置しています。

ECクモハ11 300

ECクモハ11-300 左側面
←浅ヶ山方
ECクモハ11-300 車内
ECクモハ11-300 右側面
←尾樹・JR佐々野方

定員132名(座席定員52名)

0番台と同じ設備ですが、シートカラーおよびロゴマークを快速用のものとしています。
屋根上にはFM放送受信アンテナを設置し、EC10系全車両に中継しています。

ECモハ10 300

ECモハ10-300 左側面
←浅ヶ山方
ECモハ10-300 車内
ECモハ10-300 右側面
←尾樹・JR佐々野方

定員145名(座席定員56名)

0番台と同じ設備ですが、シートカラーは快速用のもので浅ヶ山鉄道ロゴマークを付けています。

ECクハ10 400/500

ECクハ10-500 左側面
←浅ヶ山方
ECクハ10-500 車内
ECクハ10-500 右側面
←尾樹・JR佐々野方

定員125名(座席定員50名)

シートカラーおよびロゴマークを快速用のものとしています。
また、携帯電話使用可能車両として改造工事を実施し、通話時の安定性を強化しました。

500番台車はJR区間/非電化区間乗り入れ用に、電源車連結用の各種機器を搭載しています。

300番台車の編成例

300番台車は快速列車を中心に運用します。
5両編成の例です。

快速列車5両編成

ECクモハ11-600ECモハ10-600

ECクモハ11-300ECモハ10-300ECクハ10-500

設備の一覧

運転台 モーター 定員(着席) 化粧室 電話室 荷物室 そのほかの設備
ECクモハ11-300 浅ヶ山方 あり 132(52)名 - - 1箇所
ECモハ10-300 - あり 145(56)名 - - 2箇所
ECクハ10-400 尾樹・美並方 - 125(50)名 あり あり - 携帯電波中継
ECクハ10-500 尾樹・美並方 - 125(50)名 あり あり - 携帯電波中継/電源車対応

全車共通:FM放送中継設備

ホームページへ