Asagayama Railway Company

車両型式名の付け方

列車には1両ずつ、その列車の種類を表す記号が付いています。
鉄道会社によって意味が異なりますが、浅ヶ山鉄道の列車ではこのような意味です。

1988年の濃健線電化に併せて、現在の形式番号に変更となりました。
それ以前は国鉄の規則に類似した名称をつけていました。

浅ヶ山鉄道の車両では基本的に、車内は車両の端の天井付近に、車両側面は車両の端の下部に付いています。

電車

ECクモハ11-313(直流電車EC10形300番台)の例です。

電車の例

A:Electric Car (電車) の略称 EC

B:制御機器を表す記号

クモ = 制御電動車
 ク = 制御車
 モ = 中間電動車
 サ = 付随車

C:車内設備を表す記号

 ロ = グリーンシート車
 ハ = 普通車
 ヤ = 事業車 ※業務用車両 一般の利用はできません

D:車両形式(1)

10〜59 : 直流
60〜89 : 交直流

奇数 : パンタグラフなし 偶数 : パンタグラフ付き

E:車両形式(2) ※細かな違いを区分します

トイレ付き車両は+100
携帯電話使用可能車両は+100

F:製造番号

気動車 (ディーゼルカー)

DCキロ12-401(特急型気動車DC10形300番台)の例です。

ディーゼルカーの例

A:Diesel Car (気動車) の略称 DC

B:制御機器を表す記号

クキ = エンジン付制御車
 ク = 制御車
 キ = エンジン付車両
 サ = 付随車

C:車内設備を表す記号

 ロ = グリーンシート車
 ハ = 普通車
 ヤ = 事業車 ※業務用車両 一般の利用はできません

D:車両形式(1)

10〜49 : 特急仕様車
50〜89 : 普通仕様車

奇数 :
偶数 : 浅ヶ山向き運転台

E:車両形式(2) ※細かな違いを区分します

トイレ付き車両は+100

F : 製造番号

そのほか

浅ヶ山鉄道に乗り入れてくる電車や、山門工業鉄道やJR貨物の機関車や貨車にはそれぞれ独自の番号が付いています。

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