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InterLink MP-C101
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InterLink MP-C101
通 信

最終更新日:2004.11.07

InterLink MP-C101 でのデータ通信、インターネット接続。

ハードウェア  2003.06.30
基本事項
InterLink MP-C101 はソフトウェアモデムを内蔵しています。
また、携帯電話/PHS(32k)専用端子もあります。専用ケーブルが入手できれば、 比較的省電力で利用できます。
もちろん、PCカードタイプまたはCompactFlashタイプの通信カードも利用できます。
アナログモデム
本体に内蔵されていますので、モデムカードなどは不要です。
56kbps(V90)に対応しています。
市販のアナログ電話用モジュラーケーブルが利用できるので便利です。
AirH"PHONE
USB接続で AirH"PHONE を利用することができます。
Silver CE Persona で提供されている 232usb.dll を使用してください。
また、CE機とAirH"PHONEとの間でファイルのやりとりができる、AirH" AH-K3001V ステーションも提供されています。 京セラ純正のユーティリティでは不可能な、メールソフトでインポート可能な型式でのメール出力もできるすぐれものです。
PHSデータ通信カード
SII MC-6550, SII MC-P300 などを使用しています。
MC-P300をバッテリ駆動させると極端に駆動時間が短くなるので、注意が必要です。
無線LANカード
無線LAN導入を機に、無線LANのPCカードを導入してみました。
WindowsCE対応のドライバが必要ですので、対応しているものは限られます。 私は BUFFALO AirStation WLl-PCM-L11GP を購入しました。公式には対応していませんが、ORINOCOのWaveLAN用ドライバを使用することができます。

日本NCRから、サービス&サポート → ドライバー・ダウンロード → 7.WaveLAN Turbo 11Mb/Turbo/IEEE用ソフトウェア とたどってください。
WaveLAN CE ドライバー をダウンロードしたら ActiveSync で CE機にセットアップします。セットアップ時に上書きするかどうかの確認メッセージが表示された場合は全て いいえ を選択してください。

WLI-PCM-L11GP を差し込むとドライバ名を聞いてきますので「WVLAN46」と入力すればOKです。 最後に、コントロールパネル内の WaveLAN で設定を行います。(WEP-IDは数字しか指定できないようですので注意してください。)

設定項目については WindowsCE FAN で解説されています。
LANカード
NE2000互換の一部のLANカードはドライバなしで利用できますが、WindowsCE対応を謳ったカードを利用するのが良いでしょう。
WindowsCE対応でないカードで、どのカードが対応しているかはInterLink公式サイトの接続確認機器情報やWindowsCE FANなどで確認できます。
私は TDK Lan LAK-CD021BX を使用しています。
ISDN公衆電話 (赤外線通信)
内蔵モデムやISDNカードを使ってISDN公衆電話に接続する場合は特別な設定は必要ありません。
公衆電話のタイムアウトが速いので、テレホンカードを入れたらすぐにダイヤルできるようにしておきましょう。

赤外線ポートを使った通信の場合、ISDN同期64kのアクセスポイントへのみ接続できます。
レジストリエディタを使用し、以下の内容を書き込んでください。

HKEY_LOCAL_MACHINE\ExtModems
\ISDN_public_telephone_IrDA
  文字列FriendlyName  ISDN公衆電話(赤外線接続)
  DWORD値DeviceType  dword:00000001
  文字列Port  COM3:
HKEY_LOCAL_MACHINE\ExtModems
\ISDN_public_telephone_IrDA\Init
  文字列1  AT<cr>
  文字列2  ATE0<cr>
  文字列3  ATS100=1<cr>

うまくいかない場合は、NTT 公衆電話インフォメーションの情報を参考にしてください。
注意事項
一部の通信カードやPHS電話機の組み合わせによっては、うまく接続できないことがあります。
その場合は、リモートネットワーク→ダイヤルアップ設定→モデムの設定 で、通信速度を下げてみてください。
また、モデムの設定 で ダイヤル前にターミナルウィンドウに切り替え をチェックし、 実際に接続する際に、ターミナルウィンドウ表示後、数秒待ってからOKを押すとうまくいく場合があります。
どちらか使いやすい方を試してみてください。
なお、データ通信カードは認識させているだけでも電力を消費します。
データ通信カードが省電力モードに入るように設定したり、使用しないカードは外しておくことをおすすめします。
特に InterLink MP-C101 はバッテリ消費が激しいので注意が必要です。

ソフトウェア  2003.06.30
つまようじ
WindowsCE標準のPocketInternetExplorerは掲示板への書き込みで問題が生じることがありますが、これを使うと解消できます。
NetSetCE
タスクトレイに常駐し、簡単にネットワーク設定を変更することができます。
ダイヤルアップとLANなど複数のネットワーク環境を併用している場合に便利です。
なめNet
TCPIPのRWIN、MTUを設定するツール。ADSLやAirH"を利用する際に設定しておくといいかも知れません。
Dial-Up Extension tool
WindowsCE標準のダイヤルアップ画面をWinNT/9x風に機能追加するツールです。
発信元の変更や送受信バイト数の表示などができ、便利です。
Disconnect
ダイヤルアップ接続を切断するツール。
FuncKeyなどに割り当てておくとワンタッチで切断できます。
NewModem(J)
モデム設定をレジストリに読み込ませるツール。

パソコンとの通信  2003.06.30
VNCViewerでリモートアクセス
VNCViewerを使うと、WinVNCを起動したパソコンを遠隔操作することが出来ます。
基本的な設定はWindowsパソコン同士を接続する場合と同様ですので、VNCのページなどを参考にしてください。
なお、InterLink MP-C101 から接続する場合は、Preferred Encode を CoRRE に設定しないとうまく接続できないようです。
また Restrict Pixels to 8bit にチェックを入れておくと若干速く動作します。

WinVNCやVNCViewerはここからダウンロードしてください。Windows用だけでなく、他のOS用のVNCもあります。
また、簡単なレビューがWindowsCE FANのLet's Virtual Network Computing!!にあります。
VNCViewer操作画面
Windows共有フォルダへのアクセス
LANカードでLAN接続している状態、またはシリアル/赤外線接続でActiveSync接続できている状態で、 エクスプローラに\\コンピュータ名\と入力すれば、共有フォルダが表示されます。
なお、表示されるまでかなりの時間(数分間)かかるので注意してください。

(C)1999-2003 MK Products
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